草原住宅「循環空調システム」の空気環境は、他の工法と全く異なる思想です。

床排気で、効率的な給排気が可能になり空気環境の安全性が増す。

◆空気よりも重い全ての不純物は、床に降下してきます。

■草原住宅「循環空調システム」は、給気から床排気口までの合理的な送風で隅々まで快適。

一般住宅に比べ「循環空調システム」の住宅は浮遊しているホコリ等はかなり少ない。その中でも空気よりも重い不純物は、時間をかけ最終的に床近くに溜まりやすい。給気口には、スウェーデン製の電子式「帯電フィルター」を設置し3年間、交換不要な自然空気・給気システムを採用していますので、室内へはPM2.5や花粉など無縁のキレイな外気だけが取り入れられます。同時に暖めたり冷やしたりした空気を暖冷房のない、クローゼットやトイレの床排気口に時間をかけゆっくり誘導し、ダクトで確実に排気します。草原住宅が熊本の家づくりにはシンプルな第3種換気をお勧めするのは、極力機械力に頼らない、シンプルな省エネルギーシステムが地球環境を守る唯一の方法だと考えるからです。

給気は外気を導入し、ダクトによる給気はしない、
排気は床排気、排気ダクトで確実に行う!

●草原住宅の階間模式図(上から見た図)

 

◆住宅内の空気を常に新鮮に保つ合理的なシステム。

例えば、床暖房など過去の暖房には、高温だと危険な暖房器具もありました。草原住宅は住宅性能で安全で、温度差が少なくどこにいても心地よい省エネ健康住宅の工法「循環空調システム」を開発しました。

廊下やクローゼットに取りつけられる床下排気口の設置例、掃除などで発生する細かい埃や塵も勢いよく排気してくれますから、確実な排気と共に掃除も楽になります。

トイレに設置された床下排気口の設置例、再循環しないので、脱臭効果があり臭いは全く気になりません。新鮮な空気と共に、室内の暖冷房の熱も供給されますから、ヒートショックで心配な温度差もありません。

排気と暖冷房を同時に満たす合理的な循環空調!

◆草原住宅「循環空調システム」・床排気の模式図

■自然給気を「帯電フィルター」で行う「シンプル・イズ・ベスト」の省エネ工法。

給気から排気口までの経路を考慮し、床から30cmまでの空間が、就寝や子供たちや家族であるペットの生活空間です。居室には排気口は造らないで、空気中の不純物をトイレやクローゼットに時間をかけ最終的に誘導し、床から排気していきます。

◆床が暖まると塵芥は上昇し、排気口のある処に徐々に移動!

■床置エアコンと床排気の相乗効果は、草原住宅「循環空調システム」の主要な一部。

草原住宅の床排気口は、原則として居室には設置しません。寝室であればクローゼット、居室では廊下やトイレ等に床排気口が取りつけられます。床置エアコンの暖房で1階の床は暖められて、室温よりも1〜2℃程度、高温になります。クローゼットやトイレ等の排気口が取りつけられる、設置場所の汚れを気にする方もおられますが、小さな部屋状の場所に排気を設けるのは、排気口の強力な吸気力を活用する為で、クローゼットの洋服等は、常に排気の力でエアーブラシを掛けているように、クローゼット内部や洋服に塵や埃が溜まることはありません。トイレや廊下などの給気口の周囲も、逆に埃や塵が溜まらず清潔に保たれます。
そもそも一般住宅と「循環空調」の住宅は、ホコリや不純物が浮遊する量は比べ物にならないくらい少ないです。