雄大な阿蘇カルデラ。ゆたかな水と緑をたくわえたその広大な大地は、太古の昔からいのちを育み、人々に安らぎを与えてきました。ときに厳しくもある活火山としての力強さと、四季折々の美しい自然が織りなす風景は、古来よりずっと、わたしたちを魅了しつづけています。草原住宅は、そんな阿蘇の恵みをふんだんに取り入れながら、「シンプルにつづくゆたかさ」を追求した、いつまでも快適に住みつづけられる家づくりを行っています。わたしたちが提供するのは、単なる住宅や設備を超えた、「心ゆたかな暮らし」そのものです。
人が生きていくうえで欠かすことのできない存在、「空気」。呼吸により酸素を取り込むばかりでなく、室温や湿度による快適さや睡眠の質、においなど、さまざまな影響を人に与えます。
わたしたちは、この目に見えない存在にしっかりと焦点をあて、計画的な換気や効率のよい清浄システムにより、つねに新鮮な空気が室内を満たすよう住まいを設計します。適切な湿度と澄んだ空気が、五月の草原を思わせる爽やかな空間を生み出し、質の高い睡眠をもたらします。花粉やハウスダストなどのアレルゲンを自然と排出しながら、場所ごとに異なる温度差による住まいの環境ストレスと健康リスクを低減することで、大切な家族のいのちと健康をまもります。
持続性の高い住宅を建てることは、環境への配慮はもちろんのこと、光熱費の大幅な削減、健康的な暮らし、資産価値の向上など、さまざまなメリットをもたらします。「高断熱・高気密」「省エネルギー」「太陽光発電」により、エネルギー収支ゼロを実現した住宅はZEH(ゼッチ)住宅と呼ばれ、サステナブルな住まいとして近年注目を集めています。災害などで停電が発生したとしても電力を使い続けられるため、防災という面でもそのつよみを発揮します。
わたしたちは「ZEHビルダー」、すなわちZEHを推進する存在として、経済産業省に登録済みの住宅会社です。熊本の気候風土に合わせ、自然と調和しながら、経済的で維持管理がしやすく、長く住みつづけられる住宅づくりを行っています。
現代社会は大量の物と情報であふれ、多くの選択肢に囲まれています。スマートフォンを片手にうつむきながら歩くうちに、もしかしたら本当に大切なものを見失っているかもしれません。
わたしたちは「シンプルなゆたかさ」を追求し、単に広さや設備の充実度だけでなく、心と体が本当にやすらぎ、ゆたかに感じられる住まいづくりに取り組んでいます。自然素材や光と風を取り入れた、五感を刺激する心地よい空間は、癒やしや活力を与えます。必要最低限のスペースでも快適に暮らせるよう間取りを工夫することで、家事の負担を減らし、家族との団らんや自分のための時間を生み出します。わたしたちが提供するのは、単なる建物ではありません。「本当に必要なものに囲まれた、心ゆたかな暮らし」そのものです。