ひとえに理想の住まいといっても、重視すべき点は多岐にわたります。草原住宅では、「健康・ストレス」「性能・テザイン」「コスト・経済性」「家事・間取り」の4つのコンセプトを柱に、それぞれにおいて妥協することのない、長く住み続けられる家づくりを行っています。家族みんなが快適で健やかに暮らせることはもちろん、性能の維持管理やメンテナンスのしやすいシンプルな仕組み、経済的負担を軽くする設備と技術、時短と効率、家事や子育てのしやすい間取りなど、将来をしっかり見据えた安心・安全な住まいをご提案いたします。
室内の空気をよどみなく循環させ新鮮に保つことで、ダニやほこりなどによるアレルギー症状がでにくい環境を実現。きれいな空気と安定した室温が癒やしの空間をつくりだし、質の高い睡眠をもたらします。また、木材や石材などの自然素材を積極的に活用することで、体にやさしく、環境ストレスの少ない住まいを生み出します。
住居そのものの寿命を延ばしながら、大切な家族の健康を末永くまもりつづけます。
クローゼットや廊下などに設置される床下排気口
目立たない場所に設置されるビルトイン空気清浄機
空気のながれがない部屋では、暖かい空気がいつまでも天井付近にとどまり、冷暖房効率が落ちてしまいます。そのうえ、舞い上がった微細なほこりやペットの毛、花粉などのアレルゲンが滞留してしまい、呼吸器系への悪い影響も懸念されます。開口部の配置や熱の取り入れ方、計算された給気・排気システムにより換気を促進すれば、体によくない物質が自然と排出され、つねに室内が心地のよい清浄な空気で満たされます。
断熱性・気密性は、室内の温度・湿度を安定させ、夏は涼しく、冬は暖かい快適な空間を実現します。空調のエネルギー効率が高まるため光熱費を削減できるほか、結露によるカビやダニの発生を抑えられるなど、経済面・健康面においても非常に大切な要素です。
草原住宅の「循環空調」において肝となる断熱性と気密性。施工の際には専用の機器を用いて温度、湿度、圧力差、UA値（住宅の断熱性）などを毎回必ず測定し、住宅の性能を確実なものとしています。
パッシブデザインとは、太陽の光や熱、風といった自然の力をうまく活用し、過ごしやすく省エネな住空間をつくりだす設計手法のことです。夏は高い断熱性能で厳しい暑さを防ぐとともに、強い日差しが直接室内に入らないよう設計し、室温の安定化を図ります。一方、冬の日差しは積極的に室内に取り込み、太陽の熱を利用して室内を温めます。快適さはもとより、冷暖房費も抑えられるため、経済的で人にも環境にもやさしい住まいになります。
住まいの性能はもちろん重要ですが、長くいる空間だからこそ、家族みんなのお気に入りを取り入れた、心ときめくデザインも大切にしたいですよね。草原住宅なら、性能とデザイン、どちらかを選ぶ必要はありません。
経験豊富なインテリアコーディネーターがイメージを具体化
たとえば、インテリアコーディネーターとの打ち合わせは、事前のヒアリングだけでなく、建築途中の現場でスケッチを作成し、家事導線とデザインを同時に確認しながら進めます。性能とデザイン、どちらも妥協したくないという方こそぜひ、草原住宅をご検討ください。
ZEH（ゼッチ：ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）とは、「高断熱化」「高効率設備」「再生エネルギー」により、住宅で消費する電力が、つくりだす電力を下回るようにする住宅のことです。下のグラフのように、住宅におけるZEH住宅の割合は年々増加しており、2022年度でのハウスメーカーが受注する新築戸建て住宅の、68.9%がZEHとなっており、その人気の高さをうかがえます。
※（出所）一般社団法人 環境共創イニシアチブ「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業 調査発表会 2023」より
一般工務店における割合はまだまだ少ないですが、草原住宅はZEH住宅を手掛ける会社として、経済産業省に「ZEHビルダー」として登録しており、その先陣を切る存在として邁進しています。
ZEH住宅ではまず、壁や天井、窓などの断熱性能を大幅に向上させ、うまくパッシブデザインを取り入れることで室内の温度を極力安定させます。つぎに、高効率な照明器具、給湯器、空調などの設備を導入することで、生活に必要なエネルギーを最小限まで削減します。さいごに、このエネルギーを太陽光発電システムでまかなえば、エネルギー収支を実質ゼロにできます。災害などで万が一停電になっても電気を使い続けられるため、防災対策としてもその力を発揮します。
各部屋にエアコンや空気清浄機を配置するタイプの住宅では、その効率の都合上、どうしても間仕切りや設置スペースが必要になり、間取りに制約を与えます。草原住宅の循環空調は、最小の設備で家全体の空調を制御するため、プランの自由度も高くなり、たとえば次のようなうれしいメリットを得られます。
家事導線上の不自然な扉を無くし、掃除や洗濯などをぐっと効率化できる
空間を自由に活用し理想のスタイルを実現できる
エアコン室外機の設置も最小限ですむため、外観デザインを損なわない
料理、洗濯、掃除など、日々の家事には多くの時間を取られてしまいます。少しの無駄でも、毎日のこととなれば累積時間は決して軽視できるものではありません。間取りや設備の配置を工夫すれば、その時間を大切な家族との団らんやリラックスタイム、あるいは自分の趣味や健康のための時間に費やせるようになります。
間取りを考えるうえで、水回りのアクセスや使い勝手が大切であることは言うまでもありませんが、たとえば「考えられたコンセントの位置」「雨の日でも洗濯に困らない」など、想像だけではなかなか見えてこない細かなポイントも大切になってきます。また、家事をしながらいつも子供の姿が目に入るようにしたり、家族とのコミュニケーションを取りやすくしたりするような工夫も重要です。草原住宅では、みなさまのご希望を丁寧にヒアリングし、ライフスタイルに合わせた最適な間取りをご提案しています。ぜひ一度お問い合わせください。
