熊本の蒸す夏を快適に過ごす! 

最終更新日:2024.07.27

熊本の蒸し暑い夏を快適に!

35度以上の日「猛暑日」が続く事

そもそも夏の最高気温が35度以上の日「猛暑日」が続く事など、昔はありませんでした。

近年の気候変動により、日本の夏はますます厳しくなっています。気象庁のデータによると、猛暑日(最高気温が35℃以上の日)の頻度は増加しており、さらに「酷暑日」(最高気温が40℃以上の日)という新しい用語が、2022年8月に導入されました。

熊本のような蒸し暑い夏の地域は、将来的に「酷暑日」が増える可能性が高いと予測されています。進行するこのような気候変動に対応するためには、日常生活での適切な水分補給や休息や安眠などが欠かせません。また、夏場の熱中症予防のための対策や、健康的な暮らしを如何にして維持していくか、私たちの住環境を見直すことが重要です。エネルギー効率の高い冷房設備の導入や未来型住宅への対応が求められます。

ちなみに、夜間の最低気温が25℃以上のことを「熱帯夜」として定義されています。が、日中の最高気温が40℃以上の日「酷暑日」、夜間の最低気温が30℃以上になる夜の表現については、現在は定義されていません。

南九州のこれからの住まいは、進行する気候変動に備えた遮熱型住宅が有効です。私たちは、住まいの基本として積極的なパッシブデザインに取り組み、自然の風や光を取り入れる設計が求められますが、遮熱型の家づくりを基本に計画していますので、冷暖房の使用を抑え、快適な温熱と空気環境を保つことができます。

仮に窓を開けない場合の弊害は何か、鹿児島や北海道や東北の先進的な工務店の技術を学び、研鑽を積んでまいりました。住まいにかかる光熱費負担を抑え、室内の臭いやホコリやダニ、結露やカビ、花粉やPM2.5や有害物質など、室内環境を整える全館空調システムに全館空気清浄機能を導入しています。

脱炭素社会を目指して

今こそ、脱炭素社会への移行が必要です。私たち一人ひとりが、エネルギー消費を見直し、再生可能エネルギーの利用を促進することが求められます。例えば、家庭での省エネ対策や、公共交通機関の利用、リサイクルの徹底など、小さな行動が大きな変化をもたらします。

このシステムは、最小限の設備で効果を発揮するため、住まいの暖冷房維持に必要なエネルギー消費を大幅に抑えます。省エネで健康な暮らしを基盤に、進行する気候変動に対応した家づくりや脱炭素への行動を進めることが、私たちの未来を守るために重要です。共に意識を高め、持続可能な社会を目指していきましょう。

 

草原住宅「循環空調」の魅力

エアコン1台で実現する
全館空気清浄機能/全館空調システム

草原住宅「循環空調」は、エアコン1台で理想的な室内環境を維持することができるシンプルなシステムです。二階建てプランはもちろん、平屋建ての水平面に広がるプランニングに相性が良く、十分な効果を期待できます。

以前はこのようにエアコン1台で過ごすことなどは考えられませんでした。進化した断熱材や気密性能など、先進的な家をつくる技術の進歩にあります。その背景にあるのはいわゆる地球温暖化ですが、国の省エネ住宅への推奨があります。

  • ■健康リスクの軽減:気候変動(地球温暖化)による高温多湿な環境の中、適切な水分補給をせず、夏の室内でエアコンなど冷房温度のムラのある不適切な状態や十分な換気もない場合、気づかないうちに(熱中症)などのリスクが高まります。このよう健康リスクを軽減したいと考えています。

  • ■換気と室内空気の質:これからの住まいには、窓を開けずに過ごす時間が長くなることを考慮しています。コロナのように今までにないような感染症がある事を想定し、従来の計画的な第3種換気は行われますが、プラスして外部から取り込まれる外気は、各部屋に設置された特殊なフィルターを備えた給気口を通過します。入り口でPM2.5や花粉の他有害物質を取り除きます。その後、暖冷房と空気清浄機を通過して調和空気となり、さらに計画換気しながら室内循環する事で、清浄空気を保ち続けます。

  • ■夏の涼しさ:熊本の阿蘇地域でも昔はエアコンは必要ではなかったと聞きます。熊本の蒸し暑い夏、日本の夏は昔より暑くなっていることを実感します。清浄された調和空気を運ぶ高断熱ダクトにより、効果的に淀みなく循環する涼風を保ちます。草原の爽やかな涼風に包まれる暮らし。

  • ■冬の暖かさ:調和空気は低温暖房され、無垢床材の保温効果と合わせて足元から暖かさを感じます。家じゅうが心地よい適温に満たされますので冬場のヒートショックによる健康リスクを軽減する効果が期待できます。

  • ■維持管理:地域状況により各フィルターの交換、洗浄を行います。システムを維持するためには、エアコンの消耗度により取替え時期を計画します。最小設備のみ交換することでシステムを持続します。

  • 優れた省エネ性と経済性:草原住宅「循環空調」は、エアコン1台で全館空調を弱運転で行い、全館の温熱を一定に保つため、複数のエアコンを強弱運転やスイッチの入り切りを繰り返すよりもエネルギー消費が低く、光熱費の大幅な節約につながります。

    さらに、全館空気清浄機能のフィルターは交換不要で、定期的な洗浄を行うことでシステムの効果を維持します。住まい手ができる簡単なメンテナンスを行うことで、長期間にわたって経済的に全館の清浄空気を維持することが可能です。

    エアコンの消耗度に応じて本体のみの交換を計画することで、持続可能な健康な暮らしを実現します。例えば、フィルターのメンテナンスを計画的に行うことで、エアコンや空気清浄機の負荷を軽減し、電力消費を抑えることができます。

健康面を重視した住まいを求めて

私たちの住まいの基本は、パッシブデザインが根底にあります。蒸し暑い夏を高齢者も子供も楽に暮らす。キレイな空気、涼風に包まれ安眠できる住まい、室内で起こる熱中症やヒートショックをはじめ、花粉症やシックハウスなど健康面を重視した家、安心な住まいを求める皆様に広く知ってほしい家づくりです。

熊本の住建築に携わる私たちは、地域の気候風土を基にSDGsやサステナビリティの視点から、永く住み継がれていく「これからの健康住宅」「良い住まいの環境」を皆さまと一緒に創り上げていきたいと考えています。

草原住宅が基本としている気密性能 C値=0.5以下 (令和元年~令和5年まで平均C値は0.34㎠/㎡)

■草原住宅は、熊本市街地も「トリプルガラス樹脂サッシ」を推奨しています。

「エクセルシャノン」の樹脂サッシは、性能も強度にも優れています。    

熊本地震時の点検でも実証済みです。

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